歌え!青春 大手に集う若人たち!

学校の様子(令和4年度)

令和5年3月

2023.3.26

音楽部 第7回 定期演奏会

 3月26日(日)に音楽部が長岡市立劇場にて第7回定期演奏会を開催しました。
 この春卒業した3年生7名、2年生18名、1年生16名、計41名の部員にOB・OGの皆様、本校卒業生のピアニストである村山薫先生の御協力を得て行いました。
 校長挨拶に続き、部長の挨拶では、「無事、演奏会ができて大変嬉しい。4代にわたる先輩や市立劇場のスタッフの方、地域の方、すべての人に感謝したい。新型コロナが少しずつ下火となり、今回はコロナ禍にはできなかった演出もある。この場にいるすべての人の心に残る音楽を届けたい」と熱い思いが語られ、開演となりました。
 第1部は、大手高生がとても大切にしている「長岡大手高等学校校歌」に始まりました。続いて、令和5年度の吹奏楽コンクール課題曲で明るい曲調の「レトロ」、歌劇の楽曲が編曲された作品、大手高校の卒業式の卒業生退場の音楽として演奏されているあたたかなメロディーの「さくらのうた」が演奏されました。
 休憩をはさみ、第2部では、合唱も加わり、毎日を大切に生きることの尊さを感じされてくれる曲「リフレイン」、平和への願いも込めて作曲された「燕の歌」、長岡花火「フェニックス」のテーマ曲として有名な「Jupiter」、ジャズのミサ曲など、飽きることなく様々な曲調の音楽が続きました。
 第3部では、大手高校の音楽部の普段の活動を紹介するということで、カメラマンとアナウンサーに扮した部員が登場し、インタビューあり、大手高生の主張あり、本校職員で同窓生の特別出演ありと大変盛り上がりました。曲も、アニメや映画等で馴染みのある「新世紀エヴァンゲリオン」、「ハウルの動く城」、美少女戦士セーラームーンRより「ムーンライト伝説」、ステージ前の会場に近いところに一列に並んでの元気いっぱいの「学園天国」など、あっという間に時間が過ぎました。最後は盛大な拍手が鳴り止まず、アンコール曲で終了となりました。
 音楽を愛し、心から楽しんでいる部員達の演奏に、会場も一体となり、とても楽しい時間を過ごすことができました。
 音楽部の皆さん、協力してくださった皆様、足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。

2023.3.24

3学期終業式・離任式

 3月24日(金)に賞状披露に続き、3学期終業式を行いました。
 校長講話では、佐藤校長より、感動と校訓「済美」、相手を思いやる心等について話がありました。
 WBC(ワールドベースボールクラシック)で侍ジャパンが優勝し、感動した。世間が余韻に浸っているが、教育評論家の清水章弘氏が「意欲の根源は感動である」と話している。感動も大小あるが、9月21日(水)の東山大遠足では、足が痛い中、歩き通し、ゴールした時には、感動があった。いろいろなことに感動してほしい。昨日3月23日(木)の合格者登校日で、283名の合格者に、校訓である「済美」について、人として誇り高く美しく生きるためにどうすればよいか、それは先輩を見習うことである。先輩の3点、「何事にも一生懸命なところ」、「挨拶」、「相手を思いやる心」を見習ってほしいと話をされました。
 3つめの相手を思いやる心遣いについて、心理学者のフロイトは、人間は絶えず、「隠蔽・抑圧の装置」が働いていると言っているが、ともすれば正当化に転嫁する危険性をはらんでいる。他者を傷づけたり、SNSで誹謗中傷したりすることのないように。自分は忘れてしまっても、相手は忘れない。生きていくことは、自分と他者とが関わり合うことで他者という鏡は必要である。作家の養老孟司さんは、「自分の人生は自分のものではなく、相手、他者のためにどれだけの時間を使うかということだ」と言っている。自分のための活動も大事だが、対人関係、相手のことを意識してほしい。WBCでの大谷さんの活躍をみたり、東山大遠足でグループで走破することなど、他者との関わりの中で、感動はある。自分の人生を意味あるものにしてほしいと話がありました。
 引き続いて、離任式では、人事異動で、この春、御退職、御転任となる教職員から一言ずつ大手高校での最後のメッセージをもらいました。

2023.3.22

合格者体験講話

 3月22日(水)に合格者体験講話を行いました。普通科と家政科にわかれて、この春、卒業した3年生の先輩が1・2年生に向けて、自らの経験を詳しく語ってくれました。
 成功したこと、失敗したこと、1・2年生が次の1年を考えるヒントとなること等が沢山ありました。学習について、志望校について、生活習慣についてなど、先輩が教えてくれたことをしっかりと胸に刻み、決意新たに、目標や計画を立てて行動し、より充実した学校生活を送ってもらいたいと思います。

2023.3.3

第75回 卒業証書授与式

 3月3日(金)に第75回卒業証書授与式を挙行しました。今年度は、4年ぶりに1・2年生も揃って式に参列し、4名の御来賓の皆様、保護者の皆様、在校生、教職員が見守る中、音楽部の演奏に合わせて、マスクを外した卒業生が堂々と入場しました。
 卒業証書授与では、一人一人担任から名前を呼ばれると、「はい」という返事が、元気よく体育館に響き、3年間の成長と充実した高校生活を感じさせるものでした。
 佐藤校長の式辞では、「人間の仕事の多くがAIに取って代わられる中、人ならではの生き方をするにはどうしたらよいか」ということについて、ノーベル物理学賞を受賞した江崎玲於奈さんの著書から話がありました。
 人間の知性は「分別力」と「創造力」の2つに分けることができる。「分別力」はすでに知られている情報や知識で、教わる教育によって養われる。一方、「創造力」は新しいアイデアを養う力で、疑う、調べる力である。「分別力」を駆使した新しい発見である「創造力」はAIに取って代わられることはない。卒業後は最も得意なことや興味のあるものを見つけて磨きをかけてほしい等、門出を祝う言葉がありました。
 在校生代表の送辞では、「オンラインによる画面越しではなくお祝いできることが何より嬉しい。コロナをものともせず、新しい伝統を築き上げた先輩方、とりわけ学校体操と体育祭の姿は行動力や統率力のある素晴らしいものだった。明日からは、寂しいが、先輩方を目標に伝統を守っていきたい」との感謝と決意の言葉がありました。
 卒業生代表の答辞では、「3年間、新型コロナとの戦いであったが、乗り越え、大きく成長できた。文武両道の精神で何事にも一生懸命、当たり前のことを当たり前に行い、人の手本となる行動をすることの重要さを学んだ。清掃や手伝いで誰かの力になれるように動くことが済美の精神に通じる。1・2年生はコロナの規制が緩和され、今まで以上にできることの幅が広がるので、挑戦を心から応援する」と後輩へのエールが送られました。
 式場に居合わせた全員で音楽部の演奏に合わせて校歌を斉唱し、大きな拍手の中、卒業生は晴れやかに退場しました。卒業生一人一人の胸には、3年1組の家政科の生徒が実習で使用した余り布等を活用して手作りした、色とりどりの世界に1つだけのコサージュが飾られ、友を思いやる絆と感謝の気持ちを感じました。

2023.3.2

同窓会入会式、表彰式、記念品贈呈式

 卒業式を明日に控えた3月2日(木)に、3年生生徒の同窓会入会式、表彰式、記念品贈呈式等を行いました。
 同窓会入会式は第2体育館で行い、島津同窓会長様から、長岡大手高校で結ばれた絆を未来に渡って深め、同窓会の発展に尽力くださるようにとのお話がありました。
 続いて、第1体育館で1・2年生の見守る中、表彰式を行いました。全国大会に出場し、活躍した生徒等の表彰、3年間皆勤を貫いた生徒の表彰を行い、大きな拍手が贈られました。また、卒業生から学校への記念品贈呈式を行い、大型ヒーターをいただきました。学校行事や部活動等で活用させていただきます。ありがとうございました。

令和5年2月

2023.2.22

1・2年進路講話

 2月22日(水)に1・2年進路講話を行いました。この春、卒業生を出した3学年の学年主任や担任から、1・2年の生徒に向けて、実感のこもった話がありました。
 部活動との両立で大切なことは、メリハリをつけること、部活動を最後までやりきること、隙間時間をつかうこと、毎日少しでもいいから勉強すること。
 大学入試では、志望する大学について、入試の方法やどのような入試問題が出題されるのかを知ることが大事。
 国公立大学に進学するために必要なこととして、今から取り組んだ方が良いことは、勉強時間の確保、計画をしっかりとたてること、志望学部や志望学科を明確にすること、基礎基本を定着させること等具体的な話があり、生徒達は真剣に耳を傾けていました。
 大切だと感じたことを1つでも取り入れ、実践してみてほしいと思います。

2023.2.17

2学年 探究ゼミ発表会

 2学年が、1月〜2月の4回にわたり、6会場にわかれて探究ゼミ発表会を行っています。自分が住んでいる町を魅力ある元気なものにするために、地域の魅力や問題点を発見し、問題点をどのような魅力に変えることができるかアイデアを出し、整理し、修学旅行で訪れた大阪や京都との比較を行い、アイデアを広げてきました。
 生徒たちは限られた時間の中で、iPadを用いて、収集したグラフやデータ、写真、イラスト等を入れたスライドを作成して、長岡市をはじめとする地元の「町づくりについて」「医療について」「商店街を活性化するには」「子育ての現状と課題」「スポーツを活性化するには」など、各自で設定した課題を解決するためのアイデアの実現に向けての意見を発表しています。
 発表時間は3分という短い時間ですが、ポイントを絞り、自分の意見をわかりやすく伝えられるように、発表の構成やスライドの文字、グラフ、話し方等に工夫が見られました。入念な準備をして発表に臨んだ生徒に対して、聞き手の生徒たちは、仲間の作ったスライドをしっかりと見ながら、真剣に耳を傾けていました。聞く姿もとても素晴らしかったので、話し手も話しやすかったことと思います。
 仲間の発表から得た気づきを自分の探究や今後の学びに生かして、思考力や判断力、表現力をより一層、磨いてほしいと思います。

2023.2.16

看護医療系ガイダンス

 2月16日(木)放課後に(株)さんぽうの専任講師 和田裕志様を講師にお迎えし、看護・医療系ガイダンスを実施し、1・2年生の希望者31名が参加しました。
 ガイダンスでは、看護・医療系大学のアドミッションポリシーに書かれている「『協調性豊かな人』『コミュニケーション能力を備えている人』とは、どのような人なのか」ということを考えるため、7、8人のグループでバーバルコミュニケーション(言語コミュニケーション)とノンバーバルコミュニケーション(表情やしぐさ、身振り手振りや視線など言語に頼らないコミュニケーション)のメリットとデメリットを話し合う活動を行いました。
 グループディスカッションをとおして、看護・医療の場において人とコミュニケーションをとる際には、相手が具体的にイメージしやすいように会話すること、相手を受容し共感すること、情報の収集や共有することが大切であると学びました。
 また、学校の選び方や志望理由書の書き方の講義も受け、参加した生徒は、進路目標の実現に向けて意欲が高まったことと思います。

2023.2.15

1学年 探究ゼミの発表

 2月15日(水)に1学年が探究ゼミの発表会を行いました。「人口減少でも元気な長岡市であるために」という大テーマのもと、各自で設定した探究テーマからグループを作って探究活動を行い、これまでの成果を8会場にわかれて発表しました。
「若者が長岡から離れない・Uターンするような町づくり」「外国人と多文化共生を進める」「長岡の食の魅力を広めよう!」「長岡花火と私たち」「老人と若者をつなぐ」「企業の起業」など様々な角度から長岡市を元気にするための仮説を立て、話し合いをし、調査をした結果をスライドにまとめて発表しました。スライドも写真や動画を入れるなど工夫が凝らされていました。司会進行も生徒が行い、発表の後には質問等の意見交換を行い、積極的な姿が見られました。
 発表して、仲間から意見をもらったことを参考に、さらに探究活動を広がりや深まりのあるより良いものにしてもらいたいと思います。

2023.2.14

1学年 金融リテラシー講座

 2月14日(火)、1年生が「家庭基礎」および「家庭総合」の授業の一環として、一般社団法人「投資診断協会」大川史生様から講師を務めていただき、「金融リテラシー講座」を受講しました。家計管理とライフプランニングについて説明を受けた後、資産形成の必要性や、金融トラブルの手口や対処法について学びました。特に、成年年齢に達したあとは長期的視野に立って資産形成を行うとともに、トラブルに巻き込まれないようにしてほしいと思います。

2023.2.14

全校集会

 2月14日(火)に全校集会を行いました。佐藤校長からは、いじめ防止についての講話がありました。
 小中高校といじめの根絶の話を聞いていると思うが、どうしていじめはなくならないのか。それには人間関係などのストレスが関係し、ついつい悪口を言ったり、仲間外しをしたりということがある。ストレスの一つとして、勉強がうまくいかない、成績が上がらないということがあるので、先生方は「わかる授業」を工夫して、皆さんの自己肯定感を高めるようにしている。しかし、授業や成績等、外的要因を減らすだけでは、いじめの根絶には至らない。仮にストレスを抱えていても自律していれば、人をいじめる行為には至らない。本校の教育目標の一つに「自主自律」がある。学校スキーや修学旅行などの学校行事等で連帯意識を高めることが大切である。
 友人が嫌なことをされていたら、やめるように言ってほしい。言えない場合は、嫌な思いをしている人がいることを教員に知らせてほしい。自分が嫌な思いをしていたら、学年主任や学級担任、副任、養護教諭等に伝えてほしい。また人に嫌な思いをさせてしまったなと思ったら、相談してほしい。秘密は守るし、皆さんの意思を尊重して解決策を考える。いじめを解決することは校長の最大の責務の一つと考える。いじめ人権110番「0120-007-110」もあるので活用してほしいと話がありました。
 続いて、近藤生徒指導部長から、次年度への0学期ということで、先輩として行動することの大切さについての話がありました。国公立大学の合格者数の推移や、先輩の学校体操等をパワーポイントや動画で見ながら、先輩たちの築き上げた伝統を発展させてほしいとのことでした。
 その後、生活委員長の本間さんからは、今年度も2ヶ月となったが、自転車の整頓を100%にすること、時間やルールを守ること、挨拶を元気よく行うことが大切との話がありました。今年度もあと2ヶ月、後輩のよい手本となるよう頑張ろうとのことでした。

2023.2.13

教職員対象 いじめに関する研修会

 2月13日(月)、いじめに関する校内職員研修会を行いました。本校では今年度、いじめ認知件数が複数件あり、それぞれの事例に基づいて、生徒への聴き取り方や対応方法について情報共有を行いました。また、年末に教職員が行った「いじめに関する自己点検」の解答と解説や、いじめ対策推進教員研修会から2点、学校生活等におけるアンケートの実施方法と生徒指導提要の改訂について、いじめ対策推進教員から講話がありました。いじめの根絶に向けて、全職員が一丸となって引き続き取り組んでまいります。

2023.2.9

1学年 学校スキー

 1学年が、2月9日(木)・10日(金)の1泊2日でニュー・グリーンピア津南スキー場に学校スキーに出かけました。
 レベルごとに28班に分かれ、現地スキー学校指導員による指導を受け、スキーの技術を磨きました。天候は、初日は雪で二日目は降っておらず、ゲレンデのコンディションも良く、広いゲレンデで最後の自由滑走まで、皆元気にスキーを楽しみました。
 初日の夜は、恒例の学年会でダンス部やクラスごとの催し物で盛り上がり、クラスや学年の絆を深めることができました。
 大自然の中、思い切り滑走し、楽しく過ごすことができ、思い出に残る学校スキーとなったことと思います。

2023.2.2

教職員対象 生徒指導研修会

 2月2日(木)に長岡技術科学大学准教授の大橋智志様を講師にお招きして、教職員対象の生徒指導研修会(情報モラル講座)を行いました。
 生徒を取り巻く社会環境は変化し、スマートフォン等の携帯端末にまつわるトラブル等が増加している現状を踏まえて、インターネットにひそむ危険性と事例、対応の仕方や注意点等について、具体的なお話をうかがいました。
 スマートフォン等の正しい利用方法についての理解を深め、情報モラル指導に生かしていきたいと思います。

令和5年1月

2023.1.10

3年共通テスト直前指導

 1月10日(火)に3学年の共通テスト受験者を対象に直前指導を行いました。
 佐藤校長からは、人間に備わっている「受動的な力」と「能動的な力」の2つの力についての話がありました。これまでは受動的な力を使い、問題を解いてきたが、共通テストでは、能動的な力を使い、私に何を解かそうとしているのか考えて問題に取り組んでほしい。校長室から自己ベストで終えることを心から願っていると激励がありました。
 続いて、各クラス担任から一言ずつ、「諦めたら終わり」「最後まで確認を怠らず、ミスのないように」「3学年の集大成、頑張って」「体調管理が大事」などアドバイスを行い、受験生を鼓舞しました。
 また、例年は2年生から先輩に向けてのエールがありましたが、今年度は感染拡大防止のため、心のこもった動画を作成し、Googleクラスルームへの掲載としました。

職員皆からの手書きメッセージで激励

2年生応援動画

2023.1.6

3学期始業式

 1月6日(金)に3学期始業式を行いました。ピアノ伴奏による校歌斉唱に続き、校長講話では、佐藤校長より、ノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智(さとし)さんの著書『人をつくる言葉』から「伝統は革新の連続によって築かれる」という言葉が紹介されました。 
 世界で200年以上生きている会社は世界に7000社、うち日本に3000社ある。これらは100年に一度の危機を克服する遺伝子を持っている。それは人を育て、改革をする遺伝子である。企業が200年以上もの年月を歩み続けるためには、急激な環境の変化に機敏に適応する必要がある。企業はものを作る前に人を作らなければならない。生き残るのに必要なのは「革新」である。進化論の提唱者であるダーウィンは、「激動の時代に生き残れるのは、変化に対応できる種である」と言っている。
 「革新」とは習慣を改めること。家庭学習時間を30分増やしてみる、復習中心から予習中心に変えてみる、朝30分間シュート練習をしてみるなど、何か新しいことにチャレンジして、来年の今頃、成長した121年目の伝統が刻まれることを期待したい。令和5年が良い年になることを願っていると話がありました。

令和4年12月

2022.12.26

表彰式、2学期終業式

 12月26日(月)午後、賞状披露を行いました。部活動の大会やコンクール等で活躍した生徒、約40名が賞状を手にステージに並び、名前を呼ばれると、大きな声で返事をしました。それぞれの分野での功績を讃えて、全校生徒・職員から大きな拍手が送られました。
 引き続いて、2学期終業式を行いました。校長講話では、佐藤校長より、アメリカの詩人ロバート・フロストの『The road not taken(選ばなかった道)』という詩の一節を踏まえた話がありました。
 森の中で黄色く染まった道が2つに分かれていた。残念だが両方の道を進むわけにはいかない。ほとんど同じように見える2本の道。先の方まで見つめ、私は、人の歩いた形跡のない方を選んだ。もう一方の道は後で歩こうと思って。
このことを、今、「ため息」まじりに話す。ずっとずっと昔、森の中で道が2つに分かれていた。私は、人があまり通っていない道を選んだ。そのためにどんなに大きな違いができたことか。
 「ため息」は、後悔と満足の二通りに解釈ができるが、「満足」のため息と理解した。
 3年生は卒業後の進路をこれから決める人もいると思うが、決まったら、躊躇せず、前進してほしいと話がありました。
 1・2年に向けては、模試での自己ベストや課題考査、「としょかんだより」を参考にしての読書のすすめがありました。

2022.12.23

1・2年対象 冬季スポーツ大会

 12月23日(金)と26日(月)午前に1・2年対象の冬季スポーツ大会を行いました。種目は男子がバスケットボールとバレーボール、女子がバレーボールとバドミントンです。
 23日(金)は大雪の影響で公共交通機関の乱れがありましたが、済美会の執行部を中心に臨機応変に対応し、クラス対抗で学年を越えた白熱した試合が繰り広げられました。プレーや応援をとおしてクラスの絆を深める良い機会となりました。

2022.12.17

2学年 保護者対象 進路説明会

 12月17日(土)午前に、2学年の保護者の方を対象に進路説明会を実施しました。
 佐藤校長からの挨拶では、現役合格にこだわること、大学入学共通テスト国公立型を目指すこと、令和7年度入試からの制度の変更について、英語4技能の力が社会から求められていること、国語力がこれまで以上に必要とされること等の話がありました。
 続いて、学年主任及び進路指導担当教諭より、2年の12月から3月をどう過ごさなければならないか、今後の進路の流れについて、11月進研模試の結果からわかること等の説明がありました。
 2年生の3学期は、受験0学期のスタートと言われています。入試まで後1年となりますので、受験期に上手に移行し、よいスタートを切ってもらいたいと思います。

1学年 保護者対象 進路説明会

 12月17日(土)午後に1学年の保護者の方を対象とした進路説明会を実施しました。
 佐藤校長からの挨拶では、令和7年度入試では「情報T」の追加以外は大きな変更はないこと、国語力、特に読解力や記述力がこれまで以上に必要とされること、英語4技能の力が社会から求められていること、問題解決能力を問う出題が増加するため「探究」がキーワードとなることなどの話がありました。
 続いて、(株)リクルート様から「これからの社会を生き抜く子どもたちのために保護者に求められていること」と題して御講演いただきました。内容は、社会の変化と子どもたちが歩むこれからの社会について、入試の変化や子どもたちの選択肢について、高校や大学での学びの変化についてなどです。
 休憩をはさみ、1学年からは学年主任と進路指導担当教諭より11月の進研模試の結果とこれからの課題や進路の最新情報等について説明させていただきました。
 参加していただきました保護者の皆様、ありがとうございました。

2022.12.14

1学年 探究ゼミ(SDGs探究型ワークショップ)

 12月14日(水)、1学年の生徒を対象に、こども国連環境会議推進協会事務局長で聖心女子大学のグローバル共生研究所の井澤友郭様を講師にお招きし、「誰一人取り残さない Leave no one behind」をキーワードにSDGs探究型ワークショップを実施しました。
 1クラスは対面で、他のクラスはライブ配信でワークショップを行いました。後半ではレゴブロックを活用してSDGsの視点で、自分や社会を捉え直し表現する活動を行いましたが、生徒たちは新鮮で刺激を受けていました。
 ワークショップを体験して、生徒たちが印象に残った言葉を紹介します。
・「価値変容」今までは行動を変えることを考えていたけど、まず自分の中での価値を変えないと行動は変わらないことを知り納得できた。
・「アンコンシャスバイアス」私自身は差別的な目線を日々持たないように意識していますが、実際にまっちゃラテの例で無意識に判断することもあるから。
・「学びはかけ算」いくら知識や気づきがあっても行動がゼロであれば、すべて意味のないものになってしまう。
・「半径1mを超えるアクションを」自分一人だけが今回の学びを行動に移そうとしても誰一人取り残さない世界は実現できないということがわかったから。
・「『捨てる』という選択肢を捨てる」日本が何でもかんでも捨てているという点に初めて気がついたというか、周りにゴミ処理場があって当然だと思っていたので、そこから変えていくべきだなと感じたから。
・「誰一人取り残さない」講話中、何度も耳にしたから、すごく頭に残っている。SDGsなど社会の課題を解決するには、誰一人取り残さないということが重要なポイントだとわかったから。

2022.12.7

1学年 探究ゼミ(Earth Company講座)

 12月7日(水)に1学年の生徒を対象に、一般社団法人 Earth Company インパクトアカデミーマネージャーの藤本亜子様を講師にお迎えし、「長岡大手高等学校から世界をアップデートする」と題して、Zoomによるオンライン講演を行いました。藤本様は、インドネシアで社会課題解決に向けて活動を行っている環境活動家で、バリ島から、バリを含めた世界の環境問題について、ご講演いただきました。
 講演後のアンケートでは、75.2%の生徒が、「世界の社会問題や環境問題に対する理解が深まった」と回答し、「社会・環境問題解決への自己効用力が向上した」と答えた生徒の割合も講演前の41.7%から61.7%に増加しました。講演後の生徒の感想を紹介します。
・私は将来について「自分がやりたいから」という自分のことしか考えていない理由だけでイラスト関係の仕事につきたいと思っていたので、このような授業をすると、自分は社会に貢献できないのではないかと考えていました。でも、今日の講演で、やりたいことをとことん詰めると聞いて、自分なりの方法で未来を作っていけるんだと自信につながりました。
・国際的な問題に果敢に挑戦している姿を見て、自分も小さいことでも何かしてみようと思いました。たとえ自分一人でやっていたとしても、次第に仲間が増えていくという言葉に勇気をもらいました。
・3.5%の人が変われれば世界が変わってくるので、自分がその3.5%になりたいと思いました。
・今日の講義で、自分の視点(考え方)を変化させることができたということもそうだが、一番は何事も「やらなければ」ではなく、自分自身が”楽しむ“ことが大切であると学べた。また、自分の好きなこと、やりたいこと(夢や職)を現実にできるのは、ごく少数と思っていたが、そうではないと認識できた。
・自分のちょっとした行動の積み重ねが、世界的に見たら大きな影響に繋がってしまうと思うと、他人事ではなく自分事でないといけないなと感じました。いつか自分の目でリアルを見てみたいです。
 

2022.12.4

2学年 修学旅行

 2学年が12月1日(木)から12月3日(土)まで2泊3日で関西方面に修学旅行に出かけました。初日は新幹線を乗り継いで京都に向かい、平等院や清水寺、嵐山などクラス別研修を行いました。2日目は公共の交通機関を利用して、大阪市教育委員会や大阪市万博推進局、ロート製薬、大阪中央病院、あべのハルカスなど大阪・京都・神戸から各班で探究したいテーマに応じた見学場所を選んで、自分たちで予約を取るなどして訪問しました。2日目の午後と3日目の午前は、全員共通の場所としてユニバーサルスタジオジャパンを見学、体験しました。
 2学年では、「地方のチェンジメイカー育成プログラム」と題して、地元長岡市の魅力と課題を見つけ、その中から各自で解決したい課題を選択し、解決のためのアイデアを創出したり、広げたりしています。修学旅行では、長岡市の課題解決のための比較やデータ、アイデア収集を行うことを目的として、関西方面で探究活動を行いました。
 「京都の観光地で外国人が多く見受けられ、国際的であることに驚いた。」
 「班別行動では、事前に見学場所や交通手段を調べていたのに迷ってしまい、目的地に行くのに苦労した。」
 「平等院など、事前に見学場所をパンフレットや映像で見ていたが、実際に見ると大きく、きれいで感動した。」
 「生まれて初めてジェットコースターに乗り、楽しかったが、待ち時間がアプリで調べられるなど工夫があり、参考になった。」など、生徒の感想がありました。
 コロナ禍で、中学校の修学旅行が中止だったという生徒が多く、昨年度は学校スキーも中止となりました。関西方面への旅行は初めてで小学校以来の集団行動・宿泊を伴う学校行事という生徒も多くいました。仲間やクラスの絆を深め、関西の食文化や自然、産業、歴史等を学んだ思い出に残る良い旅行となったことと思います。

2022.12.4

人権週間

 12月4日(日)から12月10日(土)までの人権週間にちなみ、本校の図書館では、人権コーナーを設置して、人権に関する本を展示しています。
 今年度の人権教育、同和教育講演会では、学ぶことが大切というお話をいただきました。この機会に、興味を持った本を手にとって読んでみてもらいたいと思います。

令和4年11月

2022.11.18

3年 保護者対象進路説明会

 11月18日(金)に3学年保護者対象進路説明会を本校視聴覚教室と図書館の2会場で開催しました。感染防止対策から、図書館をオンラインでつないで実施し、2会場あわせて113名の保護者の方から御参加いただきました。
 校長挨拶の後、前半では河合塾東日本営業部の牧野史浩様から「大学入試に望む保護者が知っておきたいこと」と題して、入試制度や保護者の心構え等についてお話いただきました。後半では3学年進路指導部で学年主任の高山千恵子教諭から10月のベネッセ駿台共通テスト模試の結果をふまえ、今後の入試スケジュールと注意点、出願校の選び方についての話をさせていただきました。御参加いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。
 いよいよ受験シーズン本番となりますが、進路希望の実現を目指し、生徒には最後の最後まで諦めず頑張ってもらいたいと思います。

2022.11.16

1学年 探究ゼミ(まちづくりについての講演)

 11月16日(水)に1学年生徒を対象に3名の講師の方から、オンラインで「まちづくり」に関する講演を行っていただきました。お話の中に、探究活動のヒントがたくさん散りばめられており、今後、探究活動を進めていく上で、とても参考になる内容であったことと思います。生徒の感想を紹介します。

○新潟大学現代社会文化研究科・創生学部 教授 田中一裕 様の講演について
・まちづくりには住民の理解、協力が大切であり、人と人の繋がりも大切、人の魅力に勝るものなしということが分かりました。
・新しいことを行うに際して必要な住民の納得、協力を得るために、第一に住民をもてなす、楽しませるというのは、当たり前のことに思えても、意外と最近の「まちづくり」の中で見落とされているのではないか、だから中々進まないのではないかと思いました。

○Flags Niigata 後藤寛勝 様の講演について
・決断を迫られている時に一番大事なことは好奇心を育てるということがわかりました。ピンとくるまで動かないことも大事ということも学びました。今後の人生で決めたことを正確にできる力を身につけたいです。
・地域活動を成功させるには、自分が「やってみたい!」と思うことをやってみるのが大事だと思いました。また、地域活動だけでなく、今後の進路などにもとても役に立つお話が聞けてよかったです。

○さとづくり48伴走パートナー 久保春奈 様の講演について
・今の課題を解決するために現状の問題を知る、そして周りの人たちに協力してもらうことが大切なことだと思いました。自分の周りにある問題も何かの負の要因があるか考えてみようと改めて思いました。
・当事者意識を持つこと、そしてその人たちがそれぞれの立場で意見を出すことが大事だと分かりました。過去から現在までのコミュニティを未来に繋げていきたいです。

2022.11.11

第2回 防災避難訓練

 11月11日(金)に第2回防災避難訓練を実施しました。7月11日(月)に火災を想定しての訓練を実施しましたが、今回は地震を想定して行いました。
 緊急地震速報受診対応行動用キット(CD)を用いて、訓練開始のアラーム音の後、緊急地震速報の放送、地震が発生して揺れている音により訓練を行いました。揺れの間は、机の下にもぐり身を守る行動をとります。そして、避難の放送後、第1体育館に集合しました。生徒は指示に従い、迅速に行動できました。
 佐藤校長からの講評では、地震発生時の行動のポイントや直下型地震と海溝型地震の特徴について、中越地震について、Jアラートについて等の話がありました。
 中越地震については、今から18年前の平成16年10月23日に発生した直下型地震で、3174棟が全壊し、68人が亡くなったこと、地震発生時には携帯電話や固定電話が繋がらず、親戚や生徒の安否確認がなかなかできなかったこと、本校のグラウンドに自衛隊の方々が来て、本校が避難所になり、旧済美会館や第一体育館は非難されてきた方々の宿泊所になったことなどの経験談が伝えられました。
 そして、火災や地震が起きた時にどうするかを頭の中だけで考えるのではなく、身体で覚えることが非常に大切で、そのために訓練があること、災害はいつ発生するかわからないが、発生した時には、落ち着いて行動することが重要であることなどの講評がありました。

2022.11.2

令和4年度人権教育、同和教育講演会

 11月2日(水)に「部落差別とはー私たちの課題」と題して、小千谷市人権教育・啓発懇談会委員、浄土真宗本願寺派極楽寺前住職の麻田秀潤様を講師にお招きして、講演会を行いました。
 「差別の現実において、第三者的な立場はなく具体的な当事者しかありえない」「徹底的に差別の側に立つ」など、わかりやすく興味深い視点からお話をいただき、人権意識を高め、差別問題解決のためには何が大切なのかを考える良い機会となりました。
 講演会を終えての生徒の感想を紹介します。
・差別の現実のなかで「第三者」的な立場はない、という話が印象に残りました。差別を受けている側にしか差別はわからないため、声を聞いて、一度その立場になって考えなくてはならないと思いました。
・私たちは加害者や傍観者を良くないことだと言うだけの批評者だと気づかされ、ハッとしました。ただ批判するだけでなく、具体的な行動を起こさなければいけないと思いました。まずは、制止者や撤廃者になるために差別やいじめの現状を学びたいです。
・「差別やいじめはされた人にしか見えない」という言葉がとても印象に残りました。人権や差別のことについて学ぶ機会は今までにもたくさんあったけれど、自分事として捉えきれていない部分があると感じました。麻田様がおっしゃっていたように人権者差別について学びを深めて制止者や撤廃者になっていきたいです。

2022.11.2

教職員対象 人権教育、同和教育研修会

 生徒対象の人権教育、同和教育講演会に引き続き、同じく麻田様を講師に迎え、教職員対象の人権教育、同和教育研修会を行いました。人権教育、同和教育に関する教職員意識調査を資料に、当事者になることの難しさをご自身の体験を交えつつお話いただきました。教職員も、自分の問題として同和問題を考え、同和教育の先頭に立ってほしいという言葉をいただき、気持ちを新たにしました。

2022.11.1

全校集会

 11月1日(火)に全校集会を行いました。佐藤校長からは、慶応義塾大学の中室牧子氏の研究をふまえて、「グローカルリーダーシップ」を身に付けてほしいとの講話がありました。グローカルはグローバルとローカルを合わせた造語です。
 中室氏によると、卒業が難しいと言われるアメリカの大学教育を中退することなく卒業した学生は、アメリカの大学進学希望者の共通学力テストであるSATで成績が良かった学生ではなく、出身高校の通知表の成績が良かった学生であり、高校在学中に身に付けた真面目さや計画性、やり抜く力、リーダーシップなどの「非認知能力」が高校卒業後も成功に導いてくれたというものです。
 グローカルリーダーシップとは、自分が住んでいる地域と世界をつなげる能力のことで、異文化を学ぶことにより、自国の文化や自分自身の強みや弱み、世界の動きが把握できるので、本校卒業後に大学した際には、海外の大学に短期留学をしてほしいとのことでした。
 また、生徒指導部長の近藤教諭からは、生徒手帳を確認しながら、30年前の済美会で「服装自由化宣言」を打ち立ててきた歴史を確認し、ルールで決められたから動くのではなく、駐輪場整理や携帯電話の使用、服装、頭髪等について、自ら行動することが大切と話がありました。
 120年の歴史と伝統のある本校で、自覚と誇りを持って登校してほしいと思います。

令和4年10月

2022.10.24

PTA大学見学会

 10月24日(月)にPTA大学見学会を開催しました。長岡駅東口からバスで移動し、上越教育大学と新潟県立看護大学を訪問させていただきました。それぞれ丁寧な学校説明を受け、施設見学をさせていただきました。また、本校の卒業生で大学に進学した学生から話を聞き、質問に答えてもらう時間も設けていただきました。「高校時代、受験する時に家の人から言われて嬉しかった言葉は、『失敗しても何とかなるよ。最終的に教員になれば大丈夫だから。頑張って。』と最終的なゴールは先生になることと気づかせてくれたこと」「受験勉強の時にスマホがあると触ってしまうので、電源を切り、リビングに預けて、勉強が終わったら携帯に触ると決めてやっていたこと」等、高校時代の受験期の体験談や一人暮らしやアルバイト、サークル活動等、現在の学生生活について、参考になる話を聞くことができました。その他にも、上越教育大学では学生さんに交じって学食で昼食をとったり、バスの中ではこの春に卒業生を出した進路指導担当教諭から話を聞いたり、保護者の皆様同士で情報交換をしたり、一日、有意義な時間を過ごすことができたことと思います。参加してくださいました保護者の皆様からの感想を紹介します。
・オープンキャンパスもオンラインになってしまったが、今回見に行く機会があり、本当に良かった。周りの保護者の方とも話が出来たのも色々聞けて良かった。次も実施するのであれば参加したい。
・大手高校卒業生のお話は良かったです。具体的に勉強を始めた時期、家族としての支え方等、考えるきっかけになりました。合格後も大学生活、バイト、学業、サークル等頑張っていらっしゃり、素晴らしいと思いました。1日ありがとうございました。

2022.10.19

生徒会立会演説会

 10月19日(水)に生徒会立会演説会を第1体育館で行いました。生徒会長、生徒会副会長の立候補者から「全校生徒が楽しめるよう、より良く活動する。正確に早く情報を伝えられるよう努力する。」「円滑に行事が行えるように新たなしくみとしてインターネットを活用して人と人とをつなぐ。」「伝統を受け継ぎ、新たな伝統をつくりあげていく。」など公約や意気込みが述べられました。立候補者の責任者からは、それぞれの立候補者が生徒会長や副会長にふさわしい点について、具体的に例をあげながら応援演説がありました。生徒達は立候補者・責任者の話を真剣に聞き、その後、教室で信任投票を行いました。

2022.10.19

東山大遠足表彰

 生徒会立会演説会に続き、東山大遠足の表彰式を行いました。

  団体賞は
1位 2年5組(1260点)
2位 2年2組(1250点)
3位 2年6組(1220点)

  男子
1位 2年5組5班(2時間50分59秒)
2位 3年4組1班(2時間54分28秒)
3位 1年2組1班(2時間59分30秒)

  女子
1位 2年4組3班(3時間39分38秒)
2位 2年2組3班(3時間43分00秒)
3位 2年1組1班(4時間00分57秒)
となりました。

 佐藤校長からの講評では、「東山大遠足は大過なく大成功だった。表彰したグループ始め全グループがよく頑張った。一緒に初めて歩いたが、最後の5qは辛く、限界かと思ったが、生徒の皆さんに励まされて最後まで踏破した。東山大遠足は3年間で100qを走ったり、歩いたりする。体力や忍耐力を高め、グループ意識を高める行事である。引き続き充実した学校生活を送ってほしい。」と話がありました。

2022.10.15

長岡大手高等学校 創立120周年記念式典・記念講演会

 10月15日(土)午後に創立120周年記念式典をアオーレ長岡にて行いました。本校は、明治36(1903)年5月1日に古志郡立長岡高等女学校として開校し、幾度かの改称や校舎移転等の変遷を経て、昭和42(1967)年に長岡大手高等学校と改称、昭和49(1974)年に男女共学となりました。38,000名を越える卒業生は各方面で活躍されています。
 式典では、多数の御来賓、並びに旧職員、同窓会、保護者の皆様の御出席を賜り、生徒、職員を合わせて約1,100名が一堂に会して120周年を祝うことができました。御多用の中、御出席くださいました皆様、式典挙行のために御尽力くださいました皆様、大手高校を支えてくださっている皆様に改めて感謝申し上げます。
 オープニングイベントとして書道部による迫力ある書道パフォーマンスを御覧いただき、開式となりました。学校長式辞では、佐藤校長より「現実の中に生きていると、不合理や矛盾、困難に直面することがある。未来への確信が持てないと不安を持つことがあるが、過去を知ることで現在が分かり、未来をよりよく生きていくことができる。節目の年に記念式典を行い、お祝いの言葉等をいただくことで、過去や現在を知り、未来への展望が開かれる。希望を抱き、未来を切り拓いていってほしい。」との言葉がありました。生徒代表の石原和さんからは、「先輩が育んできた自主自律の精神や助け合いの精神、忍耐力、多様な学び等の『伝統』を後輩達に受け渡せるように、精一杯日々の学校生活を送り、人として誇り高く、美しく生きていきたい。」と力強い決意の言葉がありました。続いての校歌斉唱は音楽部の演奏に合わせて、会場に集まった1,100名の歌声が一つとなった感動的なものでした。
 式典後には、音楽部の表現力豊かな合唱と合奏、ダンス部の華やかで躍動感のあるパフォーマンスをお楽しみいただいた後に、株式会社オン・ザ・ライン代表取締役であり、本校の全31回卒業生の西 茂弘 様から「未来をどう生きるか!!」と題し、御講演をいただきました。生徒達は西様のお話を伺い、これからどのように生きていくのかを考え、参考になったものと思います。お礼の気持ちを込めた花束を贈呈し、運動部有志からは会場に響き渡る元気なエールを贈り、講演会も終了となりました。記念式典・講演会をとおして生徒達も伝統の重みや誇りを感じ、気持ちを新たにしたことと思います。ありがとうございました。

2022.10.13

中学生 普通科オープンスクール終わる

 10月13日(木)に普通科のオープンスクールが終了しました。8月29日(月)から中学校ごとに16日間午前・午後に分けて実施させていただきました。今年度は、県内外の中学校等71校、中学生854名、保護者・引率の方を合わせて1113名の方から御参加いただきました。 
 参加された方からは、「校長先生のお話を聞き、私自身、今は大きな夢はありませんが、小さなことでも夢を持ち取り組もうと思いました。」「大手高校の授業や学校全体の様子を知ることができました。部活動に特に興味をひかれました。校門前で待機していた時、先輩が手を振ってくれて、うれしかったです。」「授業への取組の様子や教室の雰囲気が良く、活気があることがわかりました。」「大手高校の伝統と今がわかり、良かったです。」等、感想をいただきました。
 大手高校の校風を感じ、進路選択の一助としていただければと思います。参加してくださった皆様、ありがとうございました。

2022.10.12

3学年対象 「こころの健康」講演会

 10月12日(水)に3学年の生徒を対象に「こころの健康」講演会を産業カウンセラーでもあり保健師でもある百都(ももつ)礼子様と長岡地域振興局健康福祉環境部地域保健課職員の大原様をお招きして行いました。
 百都様からは、「ポジティブを身につけて自分も周りももっと元気になる!」と題して自分の周りや自分の中にある悩みのため(ストレッサー)、普段の生活で自分を助けてくれるポジティブメンタルヘルスとセルフケア、悩みを相談することの良い点等お話いただきました。信頼できる人に助けを求めることは強さであること、相談することのメリットとしては、何に悩んでいるかがはっきりすること、相談相手の考え方を知って参考にできること、そばにいて支えてもらう安心感があること等で、「ジョハリの窓」を教えていただきました。「ジョハリの窓」は、自分と他人の認識のズレを理解する自己分析ツールです。他人は自分をどう捉えているのかという気づきをとおして自己理解を深めることができます。また、相談を受けた人はメリットがないように感じがちですが、人の悩みをきちんと聞いていくことは自分の気持ちを振り返ること、自分の幅の豊かさになっていくので、相談を受けた際には時間の余裕を持って、落ち着いて相談を受けると良いことなどアドバイスをいただきました。
 また、大原様からは相談機関の紹介等していただきました。
 3年生は進学や就職の進路決定等で心が揺れる時期ですが、本日の講演を参考にして、充実した学校生活を送ってもらいたいと思います。

2022.10.12

2学年対象 大学説明会

 10月12日(水)午後、2学年生徒を対象とした大学説明会を、パストラル長岡を会場として実施しました。大学や専門学校の学校情報や入試情報を集めることによって、高校卒業後の自分の進路について主体的に深く考えることを目的として実施しています。
 参加校は県内外の国公立大学、私立大学、短期大学、専門学校等で、対面とオンラインによる個別説明を併用して行いました。生徒は83の大学・専門学校等のブースから希望する大学・学部等を選択して、自由に移動して、進路ガイダンスに参加しました。
 コロナ禍でオープンキャンパスへの参加が難しい中、直接、大学や専門学校の方から情報を得られる貴重な機会となりました。説明に熱心に耳を傾け、大学の方に積極的に質問する姿が見られました。

2022.10.12

1学年対象 社会人講座

 10月12日(水)午後、1学年生徒を対象に社会人講座を実施しました。県内事業所等で働く社会人の方をお招きして、生徒は10の講座から前半と後半の2講座を選択して、移動して聞きました。
 「高校時代にやっておくとよいことは、勉強もあるが、世の中に関心をもつこと、自分の健康について知っておくこと」「ホームセンターに自分の商品が並んだとき、震えるようなうれしさ、飛び上がるような感動が味わえた。お金に換えられない喜びがある。」「勉強をするときには、ONとOFFを切り替えて、集中できる環境を見つけることが大切。場所を変えてみるのも良い」など、働くことの意義ややりがい、高校時代にやっておくこと等、実体験に基づいた説得力のあるお話を伺うことができました。生徒の感想を紹介します。
・講義の中で、海外の方と一緒にお仕事をされることもあると聞いて、私たちが今、学んでいることは、将来自分は何がしたいのか、何ができるのかをより広い視野で考えるために必要な力なのだと認識を改めることができました。
・心に残ったことは、行動することと発信することが大切だということです。私は将来、CAやGSのような海外観光系の職業に就きたいと考えています。なりたい職業を発信して終わりではなく、最後まで勇気を出して行動したいと思います。
・子どもと接するのが好きではなかったために、今まで保育士について考えていなかった私にとって、全く気づいていなかったことに気づくことができたので、この講話に参加して良かったと思います。これからも自分には関係のない仕事だから調べても意味がない、自分の好きなことができる仕事にしよう、と思わずに視野を広げて幅広く考えていきたいです。
 職業についての講話をお聞きすることで、生徒は視野が広がり、キャリア教育についての理解を深め、職業や働くということについてのイメージを明確にすることができたことと思います。今後の探究活動や進路選択に活かしてもらいたいと思います。

「ニュースを作る」                    (NHK 新潟放送局 長岡報道室 野尻 陽菜 様)

「国際関係の仕事」                         (キャリアコンサルタント 白井 一美 様)

「かき氷機を作ったらマツコに会えた」            ((株)サカタ製作所 小林 準一 様)

「楽しいを仕事に・東京の広告代理店を辞めて長岡で農業ベンチャーを企業した理由」                         ((株)プラントフォーム 山本 祐二 様)

「人間の根っこを育てる」                    (東部川崎保育園 鰐淵 美弥子 様)

「自分の将来とキャリアを考える」                         (日本精機(株) 神保 尚徳 様)

「裁判所で働く」                        (新潟地方裁判所および新潟家庭裁判所長岡支部     五位野 祐樹 様 服部 由香 様 笠原 愛里 様)

「命を預かる仕事−看護師の魅力―」                         (長岡赤十字病院 竹内 真也 様)

「〜知らないと損する?高校生のための金融リテラシー講座」                         ((株)大光銀行 鈴木 裕之 様)

「最新科学技術の導入/国民を守る防災情報発信/国際協力気象庁と気象台の仕事」                         (新潟地方気象台 坂本 雅巳 様)

令和4年9月

2022.9.29

ゲートキーパー研修会

 9月29日(木)に県教育庁生徒指導課 支援・相談班 指導主事 土田謙吾様を講師にお招きして教職員を対象としたゲートキーパー研修会を開催しました。
 「ゲートキーパー」とは、自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る)を図ることができる人のことで、言わば「命の門番」とも位置づけられる人のことです。いつ何時生徒の自殺事案が起こるかわからないので、一人でも多くの命を救うために、毎年研修を行っています。
 研修では、自殺の危機の早期発見(自殺前のサインやほのめかしの言葉)、死にたいほどのつらさの聴き方(望ましくない対応と望ましい対応)を確認し、ペアになり事例検討のミニワークを行いました。
 研修後の教職員の感想では、「即時対応も重要だが、支援のスタートとなる子どもの言動に注目することも大切だと知った。」「具体的に傾聴する方法を考えることができた。」「わかっていても自分にゆとりが出来ていないこともあることを再確認できた。」「話し方による受け止め方の違いを感じた。」等、様々な学びや気づきがありました。今後の生徒対応に生かしていきたいと思います。

2022.9.26

新潟県教育委員による「いじめ対策総点検」の学校訪問指導

 新潟県教育委員会では、各校のいじめ対策の現状について点検や支援を行うため各校を訪問しており、本校も9月26日(月)午前に教育委員会による訪問指導を受けました。
 内容は、管理職といじめ対策推進教員、生徒指導主事からの現状聴き取りと協議に続き、各学年主任も加わり、グループワークを行いました。
 現状の聴き取りでは、ゲートキーパー研修会、SNSに関する生徒指導研修会、いじめに関する研修会等の職員研修は子どもたちの命に関わる部分が多いので、研修に参加できない職員への対応について、講師の許可を得て動画を録画して後で視聴したり、ポイントを口頭で伝えたりする等、工夫して全職員に内容が伝わるようにすること、いじめに関するアンケートについては記名式と無記名式のそれぞれの利点を生かして使い分けをし、生徒が訴えやすくすること等、改善指導をいただきました。
 グループワークについては、いじめ事案について組織的対応と保護者からの要望に対する検討についてのシミュレーションを行い、PTA会長、副会長と長岡市内の小学校の教頭、教諭からも参観いただきました。
 指導内容を生かし、引き続き、組織的な対応やいじめの未然防止・早期発見等に努めていきたいと思います。

2022.9.21

第44回 東山大遠足

 9月21日(水)に東山大遠足を実施しました。昭和53年に第1回東山大遠足が開催されてから、今年で44回目となる大手高校の伝統行事です。1年間で33.3q、3年間で100qの東山の山道をチームで走ったり、歩いたりして踏破しようというものです。運動部で体力に自信があり、順調に完走した人、やっとの思いで歩ききった人、様々だったことと思いますが、チームで助け合い、励まし合って33.3qを踏破した後の達成感は大きいものだったと思います。今年初めて、この行事に参加した1年生の感想を紹介します。
・「本格的な山に入ったところで、ついに先頭に立ちました。その後は部活動で鍛えた足腰でチェックポイント1、2ともに首位で通過しました。しかしその後、2・3年生に抜かれましたが、はち切れそうな足を気持ちで動かし、リタイア者を出さずに、見事全体3位でゴールしました。私は、素敵な仲間と「心・技・体」で乗り越えられて幸せです。」
・「今回初めての東山大遠足を経験して、最後まで諦めないことの大切さを学びました。山道で、とても長い距離を登ることはとても辛かったですが、仲間と声を掛け合いながら、一生懸命登り切ることができました。また、すれ違う先輩方が、男女関係なく「頑張れ〜!!」と声をかけてくれたことがとても嬉しかったし、感動しました。来年は自分たちも、後輩に声をかけてあげられるような先輩となれるよう、頑張ります。」  

2022.9.13

中学生家政科オープンスクール

 9月13日(火)午後、中学生家政科オープンスクールを開催しました。中学生115名、保護者、引率教員を合わせて156名の方から参加いただきました。
 佐藤校長による校長挨拶、学校紹介に続き、校舎見学と授業体験、放送部の生徒が作成した学校紹介・部活動紹介のDVDを見ていただきました。昨年度は新型コロナの感染拡大を防止するため、授業体験を行うことができませんでしたが、今年度は本校の生徒と一緒に笹団子ストラップを制作し、その後、手話ソングを見ていただきました。参加された中学生の皆さんは、ストラップを制作しながら本校の生徒から、高校生活についてなど、打ち解けて話をすることができたと思います。
 参加された方からは「授業体験の際に先輩達が優しく話しかけてくださりうれしかった。」「平日開催だったので普段の生徒さんの様子が見られて良かった。部活動の見学もあって良かった。」「いろいろ迷いもある中、学校の様子を知り本人のモチベーションも変わると思う。とても良かった。」等の感想をいただきました。
 御参加ありがとうございました。

2022.9.3

済美祭

 9月3日(土)、済美祭を実施しました。当日は、新型コロナ感染拡大防止のため、調理や食品の販売等を行わないこととし、来場者を生徒の家族限定とさせていただきましたが、雨模様の中、多数の方から御来校いただきました。御理解と御協力に感謝申し上げます。
 クラスや部活動の展示や発表、催し物等、創意工夫が見られ、見応えがあるもの、楽しいもの、驚かされるもの等様々ありました。一人の力では難しいですが、実施に向けて皆で協力して作り上げ、素晴らしい発表を行う中で、普段は気づかない友人のよいところを発見した人も多くいたことと思います。久々の外部の方からの御来校もあり、思い出に残るよい一日となりました。

令和4年8月

2022.8.30

除草

 8月30日(火)に全校生徒で校内の除草を行いました。分担された屋外清掃区域に従って、クラスごとに除草、枯れ葉やゴミ拾い、側溝に落ちている小石を上げる等行い、環境を整えました。

2022.8.29

中学生普通科オープンスクール始まる

 8月29日(月)より令和4年度中学生オープンスクールを開催しています。今年度も昨年度同様に家政科と普通科に分け、家政科は9月13日(火)に実施し、普通科は中学校ごとに10月13日(木)まで午前と午後に行っています。佐藤校長からの挨拶、小見副校長からのパワーポイントを使用しての学校説明、校舎・授業見学、放送部の生徒が作成した学校紹介・部活動紹介のDVDの視聴により、長岡大手高校の雰囲気を感じ、進路選択について考え、進路意識を高める機会にしてもらえればと思います。

2022.8.26

2学期始業式

 8月26日(金)に2学期始業式をリモートで実施しました。
 始めに、7月末から新しくALTとして来日したKelsey Bozeman(ケルシー・ボーズマン)さんの新任式を行いました。ケルシーさんからは、「アメリカのアリゾナ州から来ました。グランドキャニオンが有名です。楽しんで一緒に学びましょう。」と日本語と英語を交えて挨拶がありました。
 続いて、始業式の校長講話では、全国高等学校PTA連合会大会(石川大会)にPTA会長とともに出席中の佐藤校長より、石川県からオンラインでの講話がありました。記憶力を定着させるためにという内容で、1853年のペリー来航を例に、目の前の出来事や結果には必ず原因があるので、意味を理解すると暗記が楽になるということで、「嫌でござんす(1853年)ペリー黒船来航」という覚え方が紹介されました。
 済美祭や東山大遠足、創立120周年記念式典等、行事が多い2学期が始まりましたが、学校行事に部活動、学習とメリハリをつけて頑張ってほしいと思います。

2022.8.24

職員対象 校内救急法講習会

 8月24日(水)に新潟PUSHプロジェクトの星野紀幸様を講師にお迎えし、校内救急法講習会を実施しました。事故は突然思いがけない時に起こるので、大勢の尊い命を預かっている者として、心肺蘇生法の技術を身に付け、また身についているか再確認し、不慮の事故にも落ち着いて対応できるようにすることをねらいとして、毎年秋の東山大遠足前に細かい部分や忘れているところの確認の意味を込めて行っています。
 本校は第1体育館・第2体育館の通路と生徒玄関の2箇所にAEDを設置しています。しかし、AEDがあるだけでは命を救うことはできません。勇気と行動が必要です。心臓突然死は身近なところで起こる可能性があり、AEDの使用が1分遅れると救命率は10%低下、5分以内の電気ショックが目標と言われています。
 一人1体のシミュレーター「あっぱくん」で胸骨圧迫の仕方を確認し、チームで対応する練習をペアで行いました。完璧でなくても良いので、勇気を持って声をかけてできることをすること、「胸をPUSH、AEDのボタンをPUSH、あなた自身をPUSH」と3つのPUSHが大切であることを再確認しました。

令和4年7月

2022.7.30

長岡崇徳大学 学びの看護体験

 7月30日(土)に長岡崇徳大学の「学びの看護体験」が開催され、本校からは医療・看護に興味のある2・3年の生徒9名が参加しました。
 まずは憧れのナース服に着替えて、挨拶、アイスブレイクを行い、体験プログラムに参加しました。午前は看護師になって医療チームを組み、患者ケアを考えるプラグラム、午後からは老年看護学演習体験と母性看護学演習体験を2つのグループに別れて行いました。
 看護体験に参加しての生徒の感想を紹介します。
・(高齢者疑似体験に参加して)何回も聞き返さないと何を言っているかわからず、耳が聞こえにくい高齢者の気持ちがわかった。また、手があんなにも思うように使うことができないことに驚いた。
・母性看護学の授業では授乳の仕方を教わり、母親がどの場面で苦労するかなど、新たな発見ができた。
・チーム医療を組み患者ケアを考える活動が一番印象に残っている。どの専門職がどう関わるのがいいか考えることが難しかった。他のグループは家族に対してのケアも考えていて、視野を広く持たなくてはいけないと思った。
・看護師は患者に合わせた医療をコーディネートする、チーム医療のキーパーソンであることに改めて気づいた。
・一人の患者さんが退院するまで多くの専門職の人が関わる中、看護師は最初から最後まで患者さんや専門職の人と関わり、まとめる。大変な分、たくさんのやりがいを感じられると思う。患者さんの入院生活を預かる看護師はとても魅力的だと思った。

2022.7.26

1学期終業式

 インターハイ・全国大会激励会、スポーツ大会表彰に引き続き、1学期終業式を行いました。開式宣言に続き、CDによる校歌斉唱、続いて佐藤校長からは、『どんな高校生が大学、社会で成長するのか』(溝上慎一=責任編集)という本を引用しての校長講話がありました。
その本の結論部分には、
 1 主体的に学ぶ力(教室外学習、主体的な学習態度)
 2 豊かな対人関係と活動性
 3 将来への意識(キャリア意識)
と書かれている。夏季休業は、授業とは別に、教室の外で「主体的に学ぶ力」を発揮する機会であり、学校の人間関係を越えた環境の中で「豊かな対人関係と活動性」が広がる。夏季休業こそ、高校卒業後、進学先や就職先、さらにその先の社会で成長するための大切な時期である等の話がありました。
 夏季休業では、未来を切り開く、豊かな人生の基礎となる丁寧な学びを行い、始業式には一回りも二回りも大きく成長して、全員が元気に登校してほしいと思います。

2022.7.26

インターハイ・全国大会激励会

 7月26日(火)午後、インターハイ・全国大会激励会を行いました。
 今年度、本校からは、陸上競技部、水泳部、体操競技、小倉百人一首かるたの4つの部活動・種目で出場します。本来であれば、体育館に全校が集まり、拍手でエールを送りたいところでしたが、新型コロナの感染拡大防止のため、生徒は自教室でオンラインにてインターハイに出場する選手の意気込みを聞きました。
 佐藤校長からは、「試合やコンクールで一番重要なのは、集中力。限られた時間の中で精一杯練習してきた皆さんは、ここ一番の集中力はすでに身についてみるので、始まる1分前に、深呼吸を一度してみてほしい。気持ちが落ち着いて、集中力が一段と増してくる」とエールが送られ、サッカー元日本代表の本田圭佑選手の「結果にこだわるな、成功にこだわるな、成長にこだわれ」との言葉が贈られました。
 インターハイ・全国大会に出場する皆さんの健闘を全校で祈っています。  

2022.7.25

スポーツ大会

 7月25日(月)と26日(火)にスポーツ大会を開催しました。競技は、男子はバスケットボールとサッカー、女子はバレーボールとバドミントンです。試合前の検温や消毒、プレー以外のマスク着用、声を出しての応援禁止等、安全にスポーツ大会を行うために感染症対策を徹底して実施しました。
スポーツ大会は、クラス対抗ですので、下級生が上級生と対戦することもあり、先輩の強さに圧倒されたり、逆に先輩をやりこめる場面が見られたりなど、白熱した試合が見られました。また、自分が出場しない種目であっても、クラスの生徒の応援に駆けつけ、あたたかく見守り、拍手を送る姿が見られるなど、勝敗はありましたが、それぞれ全力で戦い、応援し、クラスの絆、団結力を深める良い機会となったと思います。  

2022.7.11

防災避難訓練

 7月11日(月)に火災を想定した防災避難訓練を長岡消防署の方の御協力を得て実施しました。防災ベル、緊急放送、授業担当者の指示により全校生徒は速やかにグラウンドに避難することができました。消防署の方からは、「訓練は上手にできていた。学校で起こった火災は、指示がある中では上手にできる。お願いとしては、今日家に帰る途中、帰った後、目の前で火災が起こって人が倒れた場面に出遭うことがある。高校生の皆さんには、自分の命を守るだけでなく、家族や困っている人を助けることが地域の中で求められている。自分で判断して、動いてほしい」と講評をいただきました。
 その後、代表生徒による消火器使用訓練を見学しました。消化器による初期消火は、炎が天井に達するところまでで消化器で消せなければすぐ逃げること、必ず逃げる方向を確認してから行うことの注意を受け、消化器の使用方法は「ピノキオ」と覚えると良いことを学びました。ピ=ピンを抜く。ノ=ノズルを持つ。キ=気合いを入れて、オ=押す。とのことです。火事の現場で一人になったら、「火事だ」と大きく叫んでから消化器を使うこと、5メートルから7メートル離れて、火の根本に向かってかけることなど大切なポイントを教わりました。  

2022.7.5

野球部、水泳部壮行式

 7月5日(火)期末考査終了後に、野球部、水泳部の壮行会を第1体育館で行いました。野球部と水泳部からは、「全員でプレーをし、感動を与えられるような結果で恩返ししたい」「自己ベスト更新、インターハイ出場を目指したい」等の意気込みが力強く述べられました。小見副校長からは、「入場行進や部長の決意の言葉はさすが大手の部活動と思えるものだ。野球部はようやく県大会、水泳部は県代表として北信越大会だが、練習の成果を発揮して、甲子園、インターハイを目指して頑張ってほしい。活躍を心から期待する」と激励の言葉がありました。続いて、石原生徒会長からも「これまでの練習の成果を発揮して精一杯頑張ってほしい」と激励の言葉があり、最後にサッカー部を中心として、全校でのエール・校歌が贈られました。  

令和4年6月

2022.6.29

1学年 長岡市役所の方々による講演会

 6月29日(水)に1学年生徒を対象に、長岡市の課題を理解し、講義で得た知識や情報を「人口減少でも元気な長岡市であるために」をテーマとした講演を行いました。長岡市役所の5つの部署から9名の方を講師にお招きし、生徒は希望する3つの部署の講義を受けた後に希望の部署の座談会に参加しました。座談会では、活発に質問があがり、良い交流の時間となりました。
 生徒からは、
「長岡市の現在の課題や各課が改善に向けて取り組んでいることについて知ることができた。私たちも長岡市の一員として長岡市をより活気のある街にできるように取り組んでいきたい。」
「長岡市は自分の暮らしている市なのに知らないことが多くあり、とても驚いた。これからは長岡市がどのような取組を行っているのか意識して生活していきたい。」
「長岡では、人口減少が著しく進んでおり、これを防ぐためにしていることや解決するための方法、具体的な課題などを知ることができた。これから自分たちで、人口減少や長岡について更に理解や考えを深めていきたい。」
などと感想があげられました。今後の探究活動に生かしてもらいたいと思います。

2022.6.22

1学年 意識啓発進路講演会

 6月22日(水)に1学年の生徒を対象に、新潟大学の坂本 信 副学長を講師にお招きして「大学で学ぶということは?」をテーマに講演を行っていただきました。
 研究の面白さや学問を追究することの楽しさを動画を交えてお話ししていただきました。実体験に基づく実感のこもった進路についての話に生徒も真剣に耳を傾けました。
 生徒の感想を紹介します。
・「大学に進学する目的は良い職に就くためではなく、自分らしく生きるためだ」という言葉が心に残っている。
・夢がない状態は決して悪い状態ではなく、いろんなことに一生懸命取り組んで、何か夢を見つければ良いという言葉にとても胸を打たれた。
・大学で学ぶことの意味について考えることができた。「考える人が何かを作る」「何かに一生懸命取り組む」という言葉は、大学へ行くためだけではなく、将来働く上でも大きく関わってくることだと思った。
・「たくさんの体験をした上で、自分たちがしたいことをすればよい。君たちが大学に求めていく。」という言葉がすごく心に残っている。自分らしく生きるために何をすればよいのか改めて考え直すことができた。

2022.6.20

体育祭

 6月20日(月)に体育祭を開催しました。新型コロナ感染拡大防止の観点から、期日を変更し、時間を短縮して、競技についても接触の少ないリレーを中心に行いました。
 開会式での済美会会長からの「体育祭日和となった。予定通りできないのは悔しいが、3年生にとっては大手高校最後の体育祭である。臨機応変に対応して、できることを精一杯行い、最高の体育祭にしよう。」との挨拶に続いて、各軍の団長の堂々たる選手宣誓、全校生徒による躍動感ある学校体操が行われ、競技が始まりました。
 限られた中ではありましたが、今年度のスローガン「力戦奮闘BEST Performance」のとおり、競技も応援も全力で取り組み、清々しいものでした。クラスの絆が感じられる学年リレー。部活動のユニフォームに身を包み、リラックスした雰囲気でパフォーマンスを楽しみながらバトンやボールなどをつないだ部活動リレー。一方、最後の種目である選抜リレーでは、選抜選手による迫力ある力走に、会場が沸きました。
 応援合戦も、各軍とも工夫が凝らされ、レベルが高く、テーマに合わせたパネルや音楽、踊りの統一感やエネルギーに見応えがありました。  結果は、総合1位 赤軍、競技の部1位 赤軍、応援の部1位 黄軍でした。勝敗はありましたが、どの軍も精一杯戦い、応援合戦では、軍を超えて他軍のパフォーマンスに手拍子を送る姿も見られるなど、大手高校が一丸となった思い出に残る一日となりました。
 今年度は、感染防止対策のため、来校を3年生保護者と広報委員(写真撮影)の皆様に限定させていただきました。御理解と御協力、ありがとうございました。

2022.6.15

1学年 性に関する講演会

 6月15日(水)、1学年の生徒を対象に、助産師で思春期保健相談士の酒井由美子様を講師にお招きし、「性はコミュニケーション〜人間関係としての性を考える〜」と題して講演いただきました。講演を聴き終えての生徒の感想を紹介します。
・今回の講話で学んだことはたくさんありましたが、その中でも一番は「この先の人生をしっかり考えて行動すること」です。望まない妊娠がどれだけ大変なのか理解することができました。これからは自分で正しいと思うことを行動に移していきたいです。
・今回の講話では性の多様性と妊娠について理解を深めることができた。性の多様性については、体の性、心の性、好きになる性、性の表現方法などの性に対する新たな視点を広げることができた。
・私は高校生になっていろいろな人とたくさん出会っている。そういう今こそ、誰と付き合って向き合っていくかという人間関係が大切だと思った。高校生になったからといって大きく何かが変わるわけではなく、お金などすべての責任を持てるわけでもないので、自分を大切にし続けることが重要だと再認識した。また、自分を守ることで相手を守ることもできると知った。
・性というとてもデリケートな話題で、家族、友人とも話しにくい内容だったので、今日の講話で理解が深まった。デリケートな話題だから話さないというのではなく、デリケートだからこそ話し合い、理解を深めていくべきだと思った。私達は心と体が大人になっていく段階なので、性やLGBTQ+に理解を深め、誰も性の問題で困ることがない社会にしていくべきだと思った。
 当日は、1学年保護者の方からも御出席いただきました。ありがとうございました。

令和4年5月

2022.5.20

フランスの高校生との交流

 5月20日(金)放課後、文京学院大学、フランスのアルザス高校、長岡市国際交流協会、本校が連携してZoomによるオンライン交流会を開催し、本校の1年生と3年生の希望者14名が、先日、全校生徒に渡したiPadを使って参加しました。フランスのアルザス高校の生徒は第3言語で日本語を学んでおり、今回は日本語での交流となりました。大手高校の生徒達は、日本のお菓子である練り切りや芋けんぴなどを、実物を見せながら紹介し、時にスマートフォンで単語を調べて交流をしていました。
 交流を終えての生徒達の感想を紹介します。
・日本文化の認知度が思っている以上に高いということがわかった。また、フランスのお菓子の新たな一面を知ることができ良かった。
・実際に外国の人と話すことで、来日したいと思っている人や、日本が好きな人がいると改めて実感できた。それに対して、私は他国のことを全く知らないことに気付き、もっと違う文化について調べたいと思った。
・国の違いはあっても人が関われるきっかけや話題があれば意志の疎通ができることがわかった。様々な文化の利点を取り入れ、発信することができる日本だからこそフランスの食文化も理解できたのだと感じた。
・自分達の言葉が相手に伝わるのは当たり前ではないこと、フランスと日本で共通点が多々あることなどを知ることができ、とても良い経験になった。
・今回、交流したフランスの生徒は、日本の「文豪ストレイドッグス」や「鬼滅の刃」などのマンガを知っており、日本の文化の1つであるマンガは世界でも有名であることを再確認できた。
・エッフェル塔とモン・サン=ミシェルがフランスの代表的観光地であることがわかった。
新型コロナウイルス感染症の影響により海外への渡航が難しい状況が続いていますが、オンラインにより、短時間ではありましたが、国際理解を深めるよい機会となりました。
次回はさらに多くの皆さんに参加してほしいと思います。

2022.5.13

県総合体育大会壮行式

 中間考査の最終日5月13日(金)の考査後に、県総体の壮行会を行いました。学校長激励の言葉では、佐藤校長から「本校からは17、水泳部と野球部を入れると19の部活動が出場する。これまでの努力に敬意を表す。個人種目は今まで努力してきた自分を信じて、団体種目はお互いを信頼して声を掛け合って試合に臨んでほしい。各部、個人の目標が達成することを心から願っている。最後に、元NBAプレーヤー マイケル・ジョーダンの言葉を送る。『10本シュートをはずしても僕はためらわない。次の1本が成功すればそれは100本連続で成功する最初の1本かもしれないだろう。』」と激励の言葉がありました。続いて、各部活動から試合日時や決意が力強く語られました。石原済美会会長からは、「大会中も感染対策をしっかりと行い、ベストを尽くして精一杯頑張ってきてほしい。全校生徒一同応援している。」と激励の言葉があり、野球部によるエール・校歌で応援の気持ちを表しました。

体育祭結団式

 壮行会に続いて、体育祭結団式を行いました。済美会会長からの「今年の体育祭は6月8日(水)に行う。今年は昨年に加えて応援合戦を、マスク着用・声を出して行うこと、騎馬戦や綱引きの人数を増やしての実施と、昨年とまた違った迫力ある体育祭になる予定。今年は準備から全校生徒一丸となって体育祭を作れるよう宜しくお願いしたい。」との挨拶がありました。各軍の団長挨拶では、「昨年の応援リーダーの経験を活かして優勝に導きたい。」「団長として皆をまとめられるよう頑張りたい。精一杯盛り上げていく。」「いいパフォーマンスができるのはもちろん、全校でも良い体育祭となるよう頑張ろう。」とそれぞれ決意が語られました。6月8日(水)は、大手高校の熱い一日となります。体育祭の成功のため、済美会を中心に各委員会、全校生徒が一丸となって頑張りましょう。

2022.5.12

令和4年度 PTA・後援会 定期総会

 5月12日(木)午後、PTA・後援会定期総会を行いました。PTA恩田会長からの「貴重な時間をいただいて審議をする。短い時間となるが宜しく」との挨拶に続き、佐藤校長から4点、昨年度の文部科学省優良PTAの表彰、令和4年度3月卒業生の入試結果、本校のICT教育にかかる環境整備、創立120周年記念式典についての話がありました。
 議事は、後援会、PTAそれぞれ、昨年度の事業報告及び決算・会計監査、今年度の事業計画(案)、予算(案)等で、滞りなくすべての議事が承認されましたことを御報告します。スムーズな進行に御協力いただき、ありがとうございました。
 総会に続いて、佐藤校長から学校運営方針の説明を行い、その後、いじめ防止基本方針のと令和4年3月卒業生の進路状況と令和4年度進路指導計画についての説明を行いました。
 全体会終了後は各学年に分かれて、学年懇談会を行いました。お忙しい中、出席いただきました役員の皆様、保護者の皆様、感謝申し上げます。今後とも本校の後援会、PTA活動への御理解と御協力をお願いします。

2022.5.6

生徒総会

 5月6日(金)、生徒総会を行いました。年に1回全校生徒で済美会の活動について確認する貴重な機会となります。
 開会宣言、済美会副会長の挨拶に続き、議長団が登壇。済美会の「令和4年度年間活動計画」、「令和3年度会計決算報告」、「令和4年度会計予算議案審議」、続いて各委員会の報告等、スムーズに議事進行されました。
 今年度の各委員会のスローガンは、
 生活委員会:自転車の整頓と鍵の施錠の徹底
 文化委員会:がんばろう2022 〜済美祭を盛り上げよう〜
 体育委員会:継承
 保健委員会:健康で楽しい学校生活にしよう
 美化委員会:主体的な行動で美しい学校へ
 図書委員会:楽しめ!本の森!
 広報委員会:大手らしさを詰め込んだ魅力のある広報を作ろう
 防災委員会:自分の身は自分で守る
 選挙管理委員会:無効票のない選挙を
 生徒会総務:全校生徒が過ごしやすい学校をつくろう
です。最後に済美会会長からは「各教室に掲示してあるC@MPUSをよく読んでほしい」との挨拶がありました。各委員会や生徒会が、大手高校の学校行事や学校生活を自主的な活動で盛り上げてほしいと思います。

2022.5.4

音楽部 第6回定期演奏会

 音楽部が5月4日(水・祝)、長岡市立劇場にて定期演奏会を開催しました。当初は3月29日に開催予定でしたが、新型コロナ関連での臨時休業や部活動休止が相次ぎ、練習時間が確保できなかったため、期日を変更して年度をまたいで実施することとしました。3年生22名、2年生17名、1年生18名、計57名の部員に顧問2名、写真部や演劇部の生徒、音楽部の卒業生も後輩のために駆けつけて、大勢の協力のもと、感染症対策を徹底して開催しました。
 第1部は、大手高生がとても大切にしている大手高校の校歌に始まり、青春を意味するマーチ「ブルー・スプリング」。続いて、大手高校の卒業式で卒業生を送る曲「さくらのうた」が演奏されました。
 第2部は、合唱を中心とした3曲が披露されました。大手高校の音楽部は、より豊かな楽器の響きや音楽性を高めるために合唱を取り入れ、週1回、合唱練習の後に楽器を演奏しています。感染症対策のため、部員同士が距離をとり、マスクをしての合唱となりましたが、美しいハーモニーが大ホールに響きました。
 第3部は、趣向をがらりと変え、アニメやゲーム、映画、ミュージカル音楽等を取り入た楽しい演奏でした。場所は長岡大手村。音楽を奪おうとする魔王が出現。村人を守るために勇者が立ち上がり、冒険の旅に出かけるというストーリーで、衣装や小道具を身に付けた登場人物たちが、時にユーモアを交えて台詞を語り、音楽に合わせて踊るなど、目も楽しませてくれる内容でした。音楽部の演奏と観客の手拍子で会場が一体となった時間となりました。最後には、魔王も音楽のとりこになり、ハッピーエンドとなりましたが、感動的な演奏に大きな拍手がありました。
 限られた時間の中で、仲間と共にできることを精一杯やり遂げた音楽部の生徒達の自信や達成感、音楽の素晴らしさを感じさせる素晴らしい時間でした。御協賛、御来場くださいました皆様、大変ありがとうございました。  

2022.5.2

創立記念集会

 5月1日は長岡大手高校の創立記念日です。5月2日(月)朝、全校生徒が第1体育館に一堂に会し、創立記念集会を行いました。CDで校歌を聴いた後、佐藤校長から、創立120周年記念式典が今年の10月15日(土)にアオーレ長岡にて開催される。今年は長岡大手高校にとって節目の年になるということで、創立記念にちなみ、「臨時休業」と「校名」の変遷についての講話がありました。
 「臨時休業」については、最近は新型コロナ感染症に関連しての臨時休業があったが、年表をたどると、77年前に5日間連続で臨時休業となることがあった。昭和20(1945)年8月2日から6日の5日間である。戦災により臨時休業した。8月1日午後9時30分、B29が長岡市を爆撃。本校の寄宿舎が延焼するも、職員、寄宿生で消火した。この空襲で1488名が亡くなり、本校生徒も40名が亡くなった。謹んで冥福を祈る。
 「校名」については、4回変わっている。長岡市東神田に長岡藩主牧野家の菩提寺であり、河井継之助の墓がある栄涼寺があるが、その近くに「女子校踏切」があり、往時をしのばせている。その踏切の近くに大手高校は、明治36(1903)年に「長岡高等女学校」として開校した。旧校舎にあたるこの校舎は昭和20年に戦災に見舞われた校舎である。その後、昭和23年に「長岡女子高等学校」、昭和25年に「第二長岡高等学校」と改称。昭和41年には旧校舎から移転し、昭和42年に「長岡大手高校」と改称し、現在に至っている。長岡大手高校の校名が決まるまでは紆余曲折があり、候補名は、長岡女子、長岡済美、長岡中央、長岡東、長岡東山、長岡沖田などがあった。長岡大手高校の「大手」は城の正門、大手門のことで、企業では、実績と信用を兼ね備えている企業を大手企業と呼ぶ。歴史と伝統ある地で、一人一人が勉学や部活動で人格を磨き、後輩達が自信と誇りを持つように頑張ってほしいとの内容でした。

令和4年4月

2022.4.27

1学年 携帯講話

 4月27日(水)に、長岡少年サポートセンターの方を講師にお迎えして、1学年の生徒を対象に携帯講話を実施しました。
 講話では、高校生が多く利用するスマートフォンの使用方法や、近年、特にクローズアップされているSNSに関して、DVDの映像や具体例を交えながらお話をいただきました。
 SNSに関しては、誰もが被害者になり得るし、加害者にもなり得る。そのため、SNSで知り合った人には注意が必要。個人情報の取り扱いは慎重に。不適切な書き込みをしない。自我撮り被害が多発している、など改めてスマートフォンやSNSの使用について考える時間となりました。
 今や生活の一部となっているスマートフォンやSNS。便利な反面、使い方によっては自分や他者を傷つけてしまうツールです。今年度からタブレット端末も一人一台貸与されます。SNS等を上手に活用して、大手高校生としての自覚を持った行動を心掛けてほしいと思います。

2022.4.27

後援会理事会・PTA常任委員会

 4月27日(水)、後援会理事会及びPTA常任委員会を開催し、令和3年度の事業報告、決算報告、令和4年度の役員承認、事業計画や予算等の審議を行いました。
 後援会理事会では、丸山後援会長様より、「今年度は長岡大手高校、創立120周年にあたる。後援会としても120周年の成功と生徒の学校での学びの環境が整うよう協力していきたい。」と挨拶がありました。
 PTA常任委員会では、恩田PTA会長様より、「コロナ禍でPTA活動も思うようにできなかったが、できない中で、できることをやっていこうと進めてきた。PTA役員の仕事は高校生の子どもを傍らから見守る絶好のチャンスなので、協力してほしい。」と挨拶がありました。
 また、佐藤校長からは、学校運営の方針として、令和4年3月卒業生の入試結果、ICT活用教育について、創立120周年記念式典について等の話がありました。
 また、専門委員会では、企画委員会、広報委員会、それぞれの委員長選出や今年度の活動計画等がありました。平日ですが、役員の皆様方には御出席いただきありがとうございました。今後ともPTA・後援会活動への御理解と御協力をお願いします。  5月12日(木)にはPTA総会及び後援会総会が予定されています。多くの皆様から御出席いただければ幸いです。

2022.4.20

警察講話

 4月20日(水)に長岡警察署の星野真美様を講師にお迎えして警察講話を行いました。感染症対策のため1・2年生は第一体育館、3年生は第二体育館でリモートにて実施しました。講話では、高校生が多く利用する自転車の乗り方等、交通安全に関して、実際に起こった事故の例など具体例を交えてお話をいただきました。
 自転車は軽車両と呼ばれる車両の仲間であり、便利で楽な反面、非常に危険な乗り物である。夜間はライトを点灯する、2人乗りをしない、一時停止の標識のある交差点では自転車も一時停止することなど、「知っている」という人は多いが、守られていないのが現状である。成年年齢引き下げにより18歳になると、交通事故の際には自転車の運転手にも重大な責任が発生する。故意であるかどうかに関係なく、刑事上の責任や民事上の損害賠償責任が発生する。
 また、事故が起こってしまった場合には、救護義務がある。見ず知らずの人であっても、命の無事を確認する、救急車を呼ぶなど人間として優しい気持ちを持ってもらいたい。命を大切に。ヘルメットをかぶって自転車を運転している高校生は少ないが、ヘルメットは自分の命を守るもの。横断歩道を渡るときには、手を挙げるなど「渡るよサイン」を出して、ドライバーに横断の意志を伝えてほしい、など改めて交通安全について考える時間となりました。
 講話後、代表生徒から「本日講話で教わったことを守り、命を大切にして有意義な高校生活を送りたい」とお礼の言葉がありました。

2022.4.8

対面式

 4月8日(金)午後、対面式を行いました。新1年生は、2・3年生の待つ第1体育館に入場し、拍手で迎えられ、初めて上級生と対面しました。生徒会長から「不安も多いと思うが、2・3年生もお手本となるように頑張るので、1年生も部活動に勉強に頑張ってください。」と挨拶がありました。それに応え、1年生代表生徒から、「入学したばかりでまだ何もわからず不安が多くあるが、不安に負けないぐらいの期待もある。新しくできた仲間と協力し、楽しむことを忘れずに頑張りたい。それと同時に行事での先輩方の姿から大切なことを学び、自分の学校生活にいかしていきたい。」と挨拶がありました。その後、1年生は、2・3年生の校歌斉唱を生徒手帳の校歌の歌詞を見ながら聞きました。一日も早く大手高校での生活に慣れて、充実した学校生活を送ってもらいたいと思います。

クラブ説明会

 対面式に続いて、1年生はクラブ説明会に参加しました。感染拡大防止のため、実演等は行わず、主に動画を用いて各部活動の紹介を行いました。各部活動で趣向を凝らして作成された動画では、大手高校の日常生活を紹介したものもあり、学校生活や部活動選びの参考になったのではないかと思います。

2022.4.7

PTA・後援会入会式

 入学式後、新入生は教室ではじめてのLHR(ロングホームルーム)を行い、その間、保護者の方は第一体育館でPTA・後援会入会式を行いました。
 佐藤校長から保護者のかたに「創立120周年式典を10月15日に行うが、長岡大手高校に入学させたことに誇りを持ってもらいたい」との話があり、その後、恩田PTA会長様、丸山後援会会長様よりそれぞれ御挨拶をいただきました。
 PTA・後援会入会式後は、教務部、進路指導部、生徒会部、生徒指導部、保健環境部などそれぞれから入学にあたってのお話をさせていただきました。

2022.4.7

入学式

 4月7日(木)午後、入学式を行いました。音楽部の演奏で、家政科40名、普通科243名の新入生が緊張した面持ちで入場し、呼名では元気に返事をしてくれました。学校長式辞では、佐藤校長から新入生に「出会いを大切にし、将来の夢や目標を目指して努力を続けてほしいこと」と「心ない一言で相手を傷つけることなく、お互いが思いやりの心を持って学校生活を送ってほしいこと」の2つの話がありました。
 出会いの大切さについては、イギリスの詩人アルフレッド・テニスン氏の「私はこれまで会ったすべての人の一部だ」「人と人との出会いで人間性はつくられる」という言葉が紹介され、お手本となるロールモデルを見つけて頑張ってほしい。
 また、思いやりの大切さについては、日本の詩人、宮澤章二氏の「『こころ』はだれにも見えないけれど『こころづかい』は見える。『思い』はだれにも見えないけれど『思いやり』はだれにでも見える。」という詩が紹介され、校訓「済美」のもと、人として誇り高く、美しい在り方生き方を探求し、勉学に励んでもらいたい。教職員もチーム長岡大手となり、子どもたちの夢を叶えるべく全力で支援するとの内容でした。
 新入生代表生徒の宣誓では、「新しい生活に不安はあるが、まだ見ぬ世界への期待が大きい。高校生活でやりたいことの実現、将来やりたいことの発見をしたい。自分で考え行動できることを当たり前にしたい。勉強や行事など様々なことに挑戦し、長岡大手高校の3つの教育目標「自主自律」「文武両道」「目標実現」を達成することを目指します」と力強く宣言がありました。
 入学式後には、野球部の生徒から「長岡大手高校では校歌をとても大切にしている。一日でも早く校歌を覚えて歌えるようになってほしい。」と校歌披露がありました。

2022.4.7

1学期始業式

 新任式に引き続いて、1学期始業式を行いました。校歌斉唱に続き、佐藤校長より「自己肯定感と成年年齢引き下げ」についての講話がありました。
 自己肯定感とは、ありのままの自分を肯定する感覚のことで、自己意識(周りの人が自分をどう見ているか)が強すぎると身動きが取れなくなり、若い人ほど行きすぎた自己抑制となる傾向がある。自己肯定感を高める一つの方法として、夜寝る前に鏡に向かって自分の名前を呼び、言って聞かせる方法がある。毎日続けていくと自己肯定感がみなぎり、周りの人が自分を嫌っているのではと神経をすり減らさなくなる。
 4月1日から成年年齢が18歳に引き下げられ、親の同意がなくてもクレジットカードや携帯電話、アルバイト等の契約を結ぶことができ、取消ができなくなる。性暴力被害にも巻き込まれることがないように注意してほしい。進学や就職も自分の意志でできるようになるが、酒やたばこは20歳以上のまま。18歳を迎えた日から十分気をつけて、困ったことになったら些細なことでも良いので、相談窓口に相談するなど一人で悩まないようにしてほしい。今年度が良い年になるよう願っているとの内容でした。
 始業式後には、生徒指導部より全員が使う場所を整える、感染防止対策を行うなど「思いやり」の大切さの話があり、養護教諭より新型コロナウイルス感染防止について、登校前には体温を測定し、自分の健康状態を確認すること、発熱や風邪症状のあるときには登校を控えることなどの話がありました。

2022.4.7

新任式

 4月7日(木)、新任式を行いました。佐藤一彦校長はじめ新任職員を迎え、新しい体制で令和4年度がスタートしました。
 佐藤校長より、「120年の伝統を持つ大手高校での勉学や部活動の輝かしい実践を目にしてきたが、これからそれらを応援しつつ、元気や勇気をもらっていきたい。この出会いを意味のある出会いにし、夢の実現を応援したい」との挨拶がありました。

新潟県立長岡大手高等学校

〒940-0857
新潟県長岡市沖田2丁目357

TEL 0258-32-0096
FAX 0258-39-5534

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